サプライチェーンマネジメント
配達を生業とする当社グループにとって、高品質なサービス・商品を提供し、社会からの信用を得るためには、サプライヤーや事業パートナーの皆様の協力が不可欠です。当社グループが社会的責任を果たし、持続的に成長するには、サプライチェーン全体で、あらゆるサステナビリティ課題の解決に取り組む必要があると考えています。
効率化による生産性の向上や製・配・販連携による物流効率化等により、強靭で持続可能なサプライチェーンの構築を目指してまいります。
パートナーシップ構築宣言

当社は2025年1月に「パートナーシップ構築宣言」の趣旨に賛同し、宣言を公表いたしました。取引先や関係事業者の皆様と連携し、共に発展する持続可能な関係づくりを目指しています。
今後も、公正で持続可能な取引関係の構築を通じて、より良いサプライチェーンの実現に取り組んでまいります。
樽詰商品小容量化の取り組み
持続可能な物流を実現するため、配達を担う当社グループ特有の課題の1つに配達人材の多様化があります。
中でも、飲食店様に納品しております樽詰商品はその重量の重さから、配達が可能な人材が限られており、従前より課題と捉えておりました。
このような点を踏まえ、当社グループでは飲食店様でご使用の樽詰商品を小容量の規格に切り替えていただく取り組みを行っております。
現在、20Lの規格が主流となっている樽詰商品ですが、10L等の小容量の規格に変更いただくことで、女性や年配の方でも配達に伺うことができ、当社グループ内での多様な人材の活用が可能となります。
また、飲食店様におかれましても、樽詰商品はその重量の重さから女性や年配の方での交換作業が難しく、時間を要するといったご意見も承っておりますが、これにより多様な人材の活躍の場が増え、さらには小容量の商材をご使用いただくことで、より鮮度の高い状態が保たれ、フードロスの削減にも繋がるのではと考えております。
持続可能な物流と飲食業界の実現に向け、今後も取り組みを推進してまいります。
効率化による物流機能の向上
社内物流センターの活用
東京都大田区平和島に約7,000坪の自社物流センターである平和島流通センターを設置しております。 従来は都内中心に約200拠点ある店舗それぞれで直接商品を仕入れておりましたが、平和島流通センターにて一貫で仕入れ、自社物流網で各拠点へ横持ち配達を行っております。これにより、物流の効率化を図ることができ、且つ拠点に収まりきらない取扱商品幅の拡大も可能となります。