安全
輸送の安全に関する方針
当社グループは、輸送事業の本格化に伴い、輸送の安全を最優先課題と捉えております。そのため、グループ全体で共有すべき基本方針や安全目標、実績、体制を明確にし、全社で安全への意識を統一することを目的として、本方針を策定しました。今後も、安全な輸送の実現に向け、継続的な取り組みを進めてまいります。
基本方針
輸送の安全の確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、社内においては社長自らが輸送の安全確保と 関係法令の遵守に主導的な役割を果たします。また、現場における安全に関する声に耳を傾け現状を十分に 踏まえつつ、輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を全社員に徹底いたします。
輸送の安全に関する計画の策定、実行、チェック、改善(PDCA サイクル)を確実に実施し、安全対策を不断に見直すことにより、絶えず輸送の安全性の向上に努めます。
代表取締役社長 兼 CEO 前垣内 洋行
安全方針スローガン
『ひとまいる、安全が標準装備』
~当たり前を徹底する、それがプロの仕事~
輸送の安全に関する目標及び達成状況
交通事故防止目標および達成状況
項目 | 目標値 | 2024年度実績 |
---|---|---|
死亡事故件数 | 0件 | 0件 |
重大事故件数 | 0件 | 1件 |
自動車事故報告規則第2条に規定する重大事故統計
項目 | 2024年度実績 |
---|---|
自動車事故報告規則第2条に規定する重大事故統計 | 0件 |
輸送の安全に関する組織体制及び指揮命令系統
本組織体制では、代表取締役社長が輸送の安全に対する最終責任を負い、安全統括管理者が経営トップの方針に基づき全社的な運輸安全マネジメント体制を確立・維持します。副安全統括管理者はその実行を補佐し、グループ物流安全・コンプライアンス企画部長はグループ全体の安全管理を統括し、各社の安全活動の支援と運輸安全マネジメントの向上を図ります。各グループ会社は自社内の安全確保に責任を持ち、運行管理実務者が運転者の点呼・指導・労務管理等を適切に実施することで、安全体制を着実に推進しています。

輸送の安全に関する教育
(1)運転者教育の取り組み
当社グループでは、すべての配送ドライバーに対し、車両特性や配送形態に応じた体系的な安全教育を実施しています。特に、新人や運転経験の浅いドライバーには、運転技術の定着と安全意識の向上を目的に、実地講習や同乗研修を行っています。車両ごとの特性(死角や内輪差など)を理解し、安全な走行感覚を身につけることを目的としており、一定の基準を満たした段階で独り立ちします。
2024年度は首都圏・関西・九州で974名が本講習に参加しました。
今後も、安全を最優先に、実践的で継続的な教育体制の整備・強化に取り組んでまいります。
研修の様子
(2)管理者に対するコンプライアンス教育

貨物軽自動車運送事業として の点呼の実施方法や運転日報の記入など、更なるコンプライアンス体制の構築を図るために貨物軽自動車安全管理者に 対して研修を開催しました。
SDA(全日本デリバリー業安全運転協議会)での活動
SDA(全日本デリバリー業安全運転協議会)は、宅配業界の交通安全管理体制の向上を図り、事業の健全な発展を実現するとともに、社会に貢献することを目指す宅配業者の協議会です。
株式会社カクヤスはこの協議会の活動目的に賛同し、正会員として実技講習会や座学講習会などの各種活動への参加や、事故防止に向けた取り組みの共有などを行っております。
安全性優良事業所認定(Gマーク)について

当社グループのひとまいるロジスティクスでは、和光センター、習志野センターの2事業所が「安全性優良事業所(Gマーク)の認定を取得しております。
日頃から徹底した安全運転管理教育を実施し、厳格な運行管理のもと安全運転を徹底しています。今後も、グループ全体で安全・安心な物流サービスの提供を推進してまいります。
※Gマークとは、全日本トラック協会が定める厳しい安全基準を満たした事業所に与えられる認定で、安全性の高さを示すものです。
安全運転講習の様子