強み・成長戦略

強み

毛細血管のように張り巡らされた物流網によるラストワンマイルのデリバリー

ひとまいるグループの店舗・物流拠点を示した図。2026年4月時点で全249拠点を展開しており、首都圏212拠点、関西圏18拠点、九州圏17拠点、北海道2拠点、なんでも酒やカクヤス168拠点であることを、日本地図と店舗写真を添えて示している。

東京都内23区にラストワンマイル拠点を高密度に配置し、独自の配送網を構築し、「1時間枠」でのクイックデリバリーを実現している点が大きな特長です。

この小回りの利く配送モデルにより、軽自動車だけでなく、リヤカーや台車での配達が可能となり、ドライバー不足や労働時間規制強化といった「物流の2024年問題」の影響を抑えつつ、安定的かつ効率的な配送オペレーションを確立しています。

現在は東京23区に加え、神奈川・埼玉・千葉の首都圏および、大阪、兵庫、福岡、長崎、札幌など全国主要都市へとエリアを拡大しており、今後も政令指定都市を中心に本モデルの横展開を目指しております。

 

 

事業案内について

to B・to C双方への柔軟なデリバリー

ひとまいるグループの物流サービスを示したフロー図。酒類メーカー・食材他問屋から配送センターを経由して居酒屋・レストランへ配達するB向けの流れと、荷主企業や社内物流センターから小型倉庫店舗を経由し、オフィス・家庭・広場・公園へクイックデリバリー即日配達するC向けの流れを示している。

当社グループは、独自の受注・販売体制と物流ネットワークを一体的に構築・運用しています。これにより、需要に応じたきめ細かな配送コントロールを実現するとともに、飲食店(to B)・一般消費者(to C)双方のニーズに対して柔軟に対応可能な配達サービスを提供しています。

物量・単価ともに安定している飲食店向け配送を収益基盤とし、そこに一般家庭向け宅配を組み合わせることで、全体の収益バランスを最適化しています。この構造により、to C領域を取り込みながらも、事業全体として安定した採算性を維持できる点が強みです。

自社の従業員がお届けする、「人財」を活かした配達

「ひとまいる」という社名に込めたとおり、当社グループの配達の最大の特長は、自社の従業員がお届けしていることです。自社の従業員がお届けするからこそ生まれる信頼関係を武器に、単なる配達ではなく、お客様のご要望に真摯に向き合い、「こうしてほしい」という細やかなご要望にも、現場のスタッフが自らの想いと創意工夫で応えようとすることで、質の高い配達サービスを実現しています。

 

 

ひとまいるの想い

成長戦略

グループ中期経営計画[TRANSFORMATION PLAN 2028]の3つの基本方針

1
事業再編による
成長戦略

プラットフォーム化による成長

  1. 自社成長、M&A、アライアンスによる商材の拡大
  2. 外部商材の配達による収益力強化
2
既存事業の
成長戦略

カクヤスモデルを磨き上げ、残存者利益を獲得

  1. デジタル技術の活用・DXによる効率化
  2. エリアの拡張・拡大による成長
  3. 店頭販売の再構築
3
サステナビリティ
  1. 人的資本に対する取り組み
  2. 6つのマテリアリティを継続して推進
  3. 今後の成長の種まき

 

当社の戦略の背骨は、「地域の人々の暮らしのどんな小さな願いも叶えたい」という想いのもと、【非効率の上の効率化の追求】を実現することです。

 

当社グループはこれまで、環境の変化に対応しながら、挑戦と適応を繰り返すことで進化を続けてきました。
酒類市場の縮小とトラックドライバーの人材不足が顕著化している状況のなか、持続的な成長の為に、当社グループの強みをさらに強固とするための事業再編を推進しております。

 

既存事業(酒類販売)の成長に加え、受注・請求業務・マーケティング機能を他社にも提供できるプラットフォームの構築し、お客様に様々な商品をお届けする計画です。他社には真似ができない多品種を取り扱う地域特化型の物流体制を構築し、無くてはならない「生活のインフラ」となることを掲げております。

 

経営計画について

非効率の上の効率化の追求とは

当社は今日に至るまで、「お客様のご要望に『なんでも』応えたい」という強い想いで事業を進めてきました。

お客様のご要望に応える際に、お客様のお役に立てるのならば例え大きな利益が見込めなくても、Win-Winの関係が強固に構築できるという判断で事業を進めてまいりました。

 

このように、一般的には非効率と思われる点を追求することで、結果的に差別化につながり、当社グループの大きな価値となるサービスを構築しております。

 

①都内中心に張り巡らせたラストワンマイルの物流網

一般的に、大型トラックでのルート配送が効率が良いとされているなか、
 東京都23区内に拠点を敷き詰めることで、非効率なクイックデリバリーを構築しております。


これにより、「1時間枠での配達」という強みを創出しながら、配達件数を上げることで効率化を実現しております。

 

②1時間枠での配達サービス

多くの物流業者が「4時間ほど」の時間指定としているなか、本来非効率で他社には無い「1時間枠での配達」を提供することで、一般的に10%超である再配達率を1%未満という高水準を維持しており、結果的に配達サービスの効率化を実現しております。

 

③自社従業員によるお届け

人財を抱えることは非効率とされているなか、当社グループは自社人財でのお届けにこだわっています。

顔が言える信頼関係を築くことで、他社にはない距離感の近く一歩踏み込んだサービスが実現でき、競争優位性につながっております。

 

一見、収益性の悪い(非効率な)サービスであっても、求めていただけるお客様がいて、最終的に数字が整うようにサービスに工夫を凝らす(効率化の追求)ことができるのが当社の最大の強みとも言え、競争優位性を構築する源泉と考えております。