気候変動対策
気候変動の緩和の取り組み
当社グループは、配達サービスに伴う温室効果ガス排出の削減を重要な課題と捉えています。環境負荷の少ない車両の導入や、再生可能エネルギーの活用を通じて、排出削減を進めています。
環境にやさしい配達の推進
リヤカー、電動三輪車の導入
配達サービスを主とする当社グループにおいて、排気ガスによる温室効果ガスの排出削減は大きな課題と考えております。 当社グループは2019年より環境への負荷が少ないけん引タイプの「リヤカー」等の車両、電動三輪車の導入も順次進めております。
EV軽自動車の導入
2023年11月より、店舗からの配達車両としてEV軽自動車を導入し、現在12台運用しております。
EV軽自動車の使用による電力消費に伴う温室効果ガス排出量は、ガソリン車と比較して1台あたり約60%の削減量が見込まれております。積載量に伴う走行可能距離に関するテスト運用を行いながら、今後のさらなる導入については、社会情勢や自動車メーカーの動向を注視し、慎重に検討してまいります。

当社のイメージカラーであるカクヤスピンクと、環境への配慮を想起させるグリーンでデザインしました。
エコドライブ推進月間
当社では、環境負荷の低減と交通安全の両立を目指し、「エコドライブ推進月間」※にあわせて独自に「エコ安全ドライブ推進月間」を設け、全社へ向けた啓発活動を実施しています。今後は車両データを活用し、燃費状況を把握できる仕組みの構築を進め、安全で環境にやさしい配送の実現に向けて取り組んでまいります。
※「エコドライブ推進月間」は、国土交通省などで構成されるエコドライブ普及連絡会により、毎年11月に定められています。
再生可能エネルギーの導入
当社グループは、2024年4月より、本社ビル、配送センター、店舗などを含む14拠点において再生可能エネルギーの導入を開始しました。対象拠点で使用する電力を再生可能エネルギー由来の電力に切り替えることにより、Scope 2排出量の大幅な削減を実現しています。新たに141拠点においても切り替えを進めており、年間約3,500t-CO2の削減を見込んでおります。今後も対象拠点の拡大を継続的に進め、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。